ろ過器と底面ろ過のバランス
アクコロでは、底面ろ過と外部ろ過の2wayろ過を採用してます。そしてその役割も明確なものです。  
 
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★アクコロの鉄則 その8★
外部ろ過はフル稼働で汚れを水中から取り除くことに専念するべし!!
そして、汚泥を必要以上にためるべからず!!
外部ろ過器には、期間に応じて汚れを食べて成長したバクテリアが繁殖します。
1週間で増殖したろ材のバクテリアの量は、2週間でほぼその倍量となります。
確かめる簡単な方法があります。
ろ材を洗浄したときの汚濁水を均一に撹拌し、透明なビンに入れてしばらく放置します。
やがて汚泥は、綺麗な上澄みと汚泥に別れます。
底に沈んだ汚泥の高さで増殖分量を比較できます。
 
汚泥がフィルターに必要以上にたまると生物状況が変化して、
フィルター自体から一定量の汚濁物質が出て、水槽内を循環するようになります。
こうなると水槽のガラス表面がコケで汚れはじめ、ろ過器からの吐出口にもバクテリア目立ってきます。
そうなったらフィルターの洗浄時です。
洗浄後しばらくはろ過機能が若干低下しますので、それによるガラス表面の汚れは手でこすって除去してください。
しかし、数日でガラス表面の汚れは成長しなくなることでしょう。
洗浄で失われるろ過機能の低下は底面ろ過で補われているからです。
フィルターの清掃にあわせて、槽底を大きなスポイトなどで撹拌し、汚れを巻き上げ外部ろ過機に吸わせましょう。
洗浄後のろ過機は高速で立ち上がり、かつ槽底も清掃ができると言う一石2丁技です。
 
  怠惰大元帥「大きなスポイトってこのページにあるヤツね」
 
 
★アクコロの鉄則 その9★
底面ろ過と外部ろ過のバランスを考えるべし!!
もし仮に底面ろ過に多くの汚泥が付着してしまった場合を考えます。
それを取り除くためにネットをあけることにでもなったら大変です。できるだけやりたくありません。
つまり、底面ろ過側には極力最小限の汚泥のみ。あまり多くの汚泥を付けないように運転するということになります。
底面ろ過に付着する汚泥を増やさないためには汚れた水とバクテリアが接触する機会を極力抑えることでなりたちます。
 
何のことか分かりにくいのでたとえ話をしまししょう。貴方は回転寿司に今いると思ってください。
Aという寿司屋は、高速で寿司が流れていて、貴方が食べ終わるや否や次のネタがすかさず出て来ます。
Bという寿司屋は、寿司がすごくゆっくり流れているので、次のネタがくるまでボ〜ッと待っていなくてはなりません。
同じ時間ではどちらがより寿司を食べられるのか一目瞭然です。
食べる量が多ければそれだけ太ってしまいます。
 
底面ろ過の方はエアリフトのエアを調整してゆっくり水が循環するようにします。
外部ろ過はフル回転してどんどん回します。
 
 
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