第3章 浮上


 
続く

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すると密かに作りたいと思っていた二つのカードがありました。
その一つが破壊のスニッドが活躍するデッキでした。
  (元帥談話・「たしか…私が意地悪で、やまゆー師に『破壊のスニッド使ってデッキ組んでみそ!ん?組んでみそっ!!』と言ったような記憶の欠落。」)
ハンドブックの破壊のスニッドの解説はこんな感じ。
・・・もし土地意外(クリーチャーとアーティファクト)のマナソースだけでマナを生み出せるなら、毎ターン「破壊のスニッド」をプレーしそのまま手札に戻すことにより対戦相手の土地を毎ターン一つづつ破壊していくことが出来る。
もちろん君の土地も一つづつ失われていくが、土地なしで破壊のスニッドのマナコストを払えるのが前提なので問題はない。
問題があるとすればどうやってそんな状況を作り出すか、もしくはそんなにゆっくりやって間に合うのか、だが、さてどうだろう。

そうなんです。
それで私は、アーティファクトとマナだしクリーチャーとマナコスト削減カードをてんこ盛りしたデッキを組んでみました。破壊のスニッド4枚入りで。
そして元帥とマックデュエルで初戦で初めて勝ちました。しかし、そのあと連敗。勝ったのは全く偶然だったことを理解したのでした。
  (元帥談話・「その時は、あんなカードで本当に強いデッキを組むとは凄いものだと感心したのです。」)
マナ出しクリーチャーは弱い。アーティファクトは直接戦力とは関係ないので攻撃をしのぎきれない。
やっぱり役立たずクリーチャーか?でもその前にストンピーデッキをプレーして実は一つのヒントをつかんでいました。
最速と思っていたストンピーが土地破壊呪文でそのスピードが緩むことに気が付いたのです。



第4章 胎動

その後7th、アポカリプスが発売されました。(アポカリプスで必要なカードが揃いました。)
さて2ヶ月から3ヶ月に一度のデュエルで使うデッキを考えたとき何をするのか。
調整には時間がありませんでした。で、やはりスニッドをと思っていました。土地破壊を目的としてデッキを組んでみました。
しかし・・・。土地を壊しても相手のプレーを邪魔できるとは限りません。
普通は相手のプレー速度を若干遅くできるだけです。そうしている間に出てきたクリーチャーがぼこぼこにこちらを叩いてお仕舞いです。やはりクリーチャー対策が必要です。
そこで総てのクリーチャーに2ダメージの「紅蓮地獄」と「サイムーン」を投入しました。
さらに分割2ダメージの「火と氷」を投入しました。そして補足として1マナ2マナの火力呪文をプラス。

続く

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