ここではアクミューの仕組についてヤマユー本人が解説します。
3回続きます。
では第3回「その他のシステムの解説」をどうぞ。
 

《底砂》
例によって特製ブレンド砂です。
基本は珪酸質の細かい砂。それにソイルと比重の軽いセラミックや珪酸系の大粒でPH変化の少ない砂を混ぜて使用しました。
アクコロの時に後半に使用した砂の構成とほぼ同じです。
 
 
《汚泥トラップ》
大きなゴミと一部の汚泥は配管のトラップ構造の配管で除去されます。たまにたまった汚泥を吸い取ってあげます。
水草濾過水槽でも同様の効果が発揮されるので、外部濾過機への負担がかなり少なくなるはずです。
アクコロ時代にしばしば起こった吸水配管の詰まりが、非常に起こりにくい構造です。
上から覗いた所。
 
 
《ポンプ出力はは小さく》
メイン水槽と水草水槽の水位の差はわずか20cm前後。そのため高出力のポンプを必要としません。
これまで利用してきた外部濾過機が利用できます。お店の人はどのポンプにする?って言ってたっけ。
 
 
《濾過機を2台のメリット》
2台のメリットは、交互に清掃することで濾過能力の安定が図れることと、故障のリスクを抑えられることです。
 
 
《漏水事故対策》
ろ材の目詰まりが漏水事故につながる構造ではありません。
配管の損傷事故は漏水につながるが通常時は考えられません。
19日の時点で、長期間の停電で漏水事故を起こす可能性が判明したので、対策を施しました。
赤いチューブは見ず受けのボックスに水を逃がすためにあります。
35リットルまで水が漏れても大丈夫な水受けをしてます。
(汚泥トラップの写真の後ろにある青い箱が水受けです)
 
実は、戻り水予熱装置での戻り水と排水との隔離に問題がありました。
いまさらどうにもならないことかもしれません。分解修理が困難。不可能ではないが大変なのでしばらく放置します。
詳細は今後レポートしていくかもしれません。
 
 
《水位の監視》
両方の水槽の水位は重要監視事項です。
配管詰まり等の異常のあるなしや、水足しの用不要、フィルターの清掃時期もこの水位から的確に判断されます。
マスキングテープはこういうとき便利です。
ここでメイン水槽の水位を調整しています。
配管ははめ込んであるだけです。防水のためテープを巻いてます。
 
 
 
《アクミュー保温計画》
将来、メイン水槽の表面を、最も薄いアクリル板を用いて保温効果を高める計画もあります。
透過光は落ちるだろうけど冬の電気の節約にはなるはず。

 
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