物の出入り
 
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アクアコロシアムに入ってくる物質は「カメの餌」「魚の餌」「水道の水」そしてたまに購入してくる「水草」です。
出て行くものは「蒸発する水」「ろ過器の汚泥」「間引かれた水草」「水槽の水」です。
水以外の物の流れは、概ね下の図の様になります。
 
 

 
 
 
餌や入ってきた物質は、一部カメや貝や魚そして水草の成長に使われます。
残りは底砂とろ過器のバクテリアの成長に利用されます。
さらに一部は呼吸により消費され、気体として大気中へ放出されます。
 
こんなことは「当たり前だ」と思われるでしょう。
確かに、このような物質の循環があることは多くの人が理解していると思われます。
しかし、こういう物質の流れがあるということは分かっても、どのようにして物質が配分されているかという点は、
まだまだ検証が必要なところだと思います。
 
 
 
アクアコロシアムの現在の維持状況
以前4月の水草のガス発生による枯死事件の記事にあるように、
アクコロでは一つの閉じた生態系としての完成を目指している点は今も変わりません。
 
そして水草がしっかり繁殖し各ろ過機能が上手に機能した状態の現在のアクコロは、
アンモニアは0mg/L、硝酸濃度50mg/L、pH7.5の安定した状態を保ちながら、
2週間に一度ろ過器の清掃と水草の間引きと植栽程度の手入れで済んでしまってます。
 
実質水換え量は7L/2週(全水量80)
カメ甲長11cm、餌は朝晩に、チャーミープレコ2個、テトラプレコ3個、
テトラコリドラス1個、テトラベジタブル(薄いフレーク状の魚餌)一つまみ。
ろ過器、底面ろ過とエーハイム90〜120cm用ろ過器1台
 
この状態を作っている構成要因をこれから検証していきますので
みなさまの水槽に役立ててください。
 
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