アクアミュージアム全景
 
 
 

 
(別ウインドゥで開く) 
 
 
平成16年6月6日
 
ついに起動!
キューうういいいいいいいいんんんんんん!
ぴーよぴーよぴよぴよぴよぴよぴよっぴょぴょぴょぴょ・・・がしゅーーーーん!
アクミュー GO!(そんな音はしません。掛け声もかけません。)
 
 
 
カメスニのこと。真面目に。
 
カメスニの腹側は、結構凹んでいる。これが普通のことなのか、個体差で起こることなのか、飼育下の餌によるのか、正直わからない。
一つの可能性。アクコロの水深は、30cmに満たない程度だった。
そのためカメスニは、下半身をあまり使わなくても行動できる状況があったと言える。
それが下半身の発達を妨げ、腹部の凹みもたらした可能性は、否定できない。
今度のアクミューは、水深50cmオバー。それなりの大きさまで十分な運動が出来ると思う。
この後の変化に注目していきたい。
(そういう可能性を感じた方は直ぐに水槽を水深の大きなものにしませう。ご一報いただけるとなお有り難い。こういう真面目な経験を積み重ねてこそでありまする。もっとも固体は輸入禁になるらしい。良かった良かった。と思ってしまう。)
 
水槽移動後、まだ落ち着かないのか人口餌をあまり食べないようだ。
以前から生息しているヒラマキガイはちまちま食べている様子。
人が見ている状況下では食べない様子。
 
話は飛ぶが今までの経験から背甲羅の形は、食物に影響を受ける様な気がする。
飼育下では、特定の限られた種類の餌になりやすい。気をつけねば。
腹側はどうだろうか?背側は良い形状だと思うからそんなに餌が悪いということはないと思う。
 
水草水槽で早速アオミドロらしきものが出始めた。新しい水槽にすると出るらしい。
やはり底砂の養分の影響だと思う。かつての経験を生かして、石英系の種々の大きさと密度の砂をメインに配合した。
植物の育成にいいと言われるソイル系は最小限にした。
かなりの貧栄養な配合である。アオミドロが出なくなるのも早いはずなのだ。
 
以前、アオミドロにミナミヌマエビはほとんど効果がなかった。
効果の少し期待できる石巻貝を投入しようかとも思うが、フィルター等一部は完成した環境なのだからと、様子を見てというのが良いかと思っている。
 
もう一つ余談。
 
スッポンモドキが沈めなくなると、空気の誤飲なんてよく言われているが、空気の誤飲なんてことはそうそう起きるわけがない。
スッポンモドキは肺で呼吸する生き物だ。吸った空気はちゃんと肺に行く様に体の仕組が出来ていると考えるのが自然だと思う。
我々が飲んだ水が肺にめったに行かないのと同じくらいに、スッポンモドキは空気を誤飲などしないと思う。
 
スッポンモドキの比重は水より重い。空気を吸っているにも関わらず体は沈む。時々で体の沈む速度が違っても見える。
スッポンモドキの肺は、魚の浮き袋の様に空気の圧縮を行って体の見かけの比重調整をしているのだと考える。
沈めなくなったスッポンモドキのほとんどは、この比重調整機能障害だと思われる。
水質の悪化による病気と考えて、体力の維持と環境の改善に気を払うべきだと思う。
スッポンモドキの様な水生のカメの場合、水質の悪化は、肺も含めて内臓へのダメージになると思う。
水が透明であってもアンモニアはもちろん、硝酸などの物質の蓄積にも注意を払うべきだと思う。急性毒性はなくても長期においては生体の内臓に害を及ぼす可能性が高いと思われる。

 
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