7月のアクコロ

 
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水草の成長が明らかに衰えている。
右側奥のアンブリアとヘテランテラとロタラ・インディカがまた衰退した。厳しい。
左側はそれほど衰退してない。停滞中。
 
水温が28.5度を記録している時がある。
去年はもっと高温だったことを思うと今年は楽なのだろう。
ニュースで東北地方で稲の病気が蔓延しはじめたと言っていた。
寒いというより日照の問題なのだろう。
 
試してみたいのは光条件。
たとえばより強い光を当てる。
そうすることで植物の温度適応能力が向上しないかとかやりたい。
しかし、今はお金が掛けられない。
…切実。
もしやるなら当然比較のために、照度計もそろえるのだ!仕事やらもあって着きっきりは不可能だ。
そうなると「ロガー」なる定期の時間で記録をとるちょっと高級なのが必要と…切実。
 
まだある。
水温だって水槽のところどころで違うに違いない。
中心温度計タイプの温度計(一般的にとがったステンレスの針状のセンサー部分を持ち、その先端に材質の異なる接合部をもつ回路がある。温度に対応して流れる電流の変化が生じる。それを測定する。)で水槽内のあちこちの温度分布を調べてみたい。
 
私は、「一つの水槽で均一の温度分布にする必要はない。」と考えている。
 
温度分布が均一でないことが、種々の植物を生えさせることに不利でないと考えるからだ。
それぞれの環境で、適した植物を生やすのだ。
もっというと一つの植物ですら、葉っぱが好む温度と茎または根っこが好む温度が、同じとは言えない。
 
水温地温を測定することで、そういう差異のあるなしを調べることができる。
何もないかもしれないが、明らかにしてみようという試みは楽しいことだろう。
マイナー。マニャ?
 
ハイグロフィラの根っこは順調に思えるが葉っぱが黄色っぽくなってきている。
これは栄養不足か?
今アクコロに投入されてる餌は、「テトラプレコ」「チャーミープレコ」「チャーミーコリドラス」「ビワの種」だ。
他には水だけ。あとは空気だけである。最近はまったく液肥は入れていない。
その上、水草はしっかりトリミングし捨てている。
こういう運転環境では、農業でいうところの連作障害に近い症状が、あっても不思議ではない。
じゃあ液肥でもといいたいが、その前に試みようと思っていることがある。
庭とか山で、消毒とかと無縁な葉っぱを補助肥料として使うことだ。
効果のある無しを知るには慎重な観察と時間がかかる。
 
色々ちょっとづつ探求していこうかと思ってます。
 
水草の消長のこと。
 
水草にも一年の生活のサイクル形態のようなものがあると最近は意識している。
その典型がアメリカンスプライト。
これは、水温の上昇とともに消え去り、水温の低下とともにその季節を感じ取り爆発的繁殖をする。
他の水草でもそれほどに顕著でないにせよ、こういうことはあると思う。
でもそういう情報はあまり見かけない。見かけないのは不思議に思う。

 
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