糸状細菌の形態上の同定はその分岐状態や運動性などを見る。 |
この菌はほとんど真っ直ぐで、分岐は見られなかった。 |
水温のためか解らないが、運動もしていない。 |
運動の種類は概ね2種類ある。 |
列車のように前進後退するものと、左右に体を揺らす運動をするものだ。 |
一般に動きはゆっくり。 |
体内のうっすらと敷居上の屈折が見て取れる。 |
この菌とそっくりで、体内に粒状の構造物をもつ細菌もいる。 |
ベキアトアと呼ばれる糸状細菌は、イオウ粒を体内に持つ。 |
しかし、こういう構造物に常にそれがあるかどうかなどは、今の私には分からない。 |
この写真もそういう構造が、環境の変化で無くなっているだけとも考えられる。 |