REVOwinレポート(3)〜オイル交換後4,000km経過〜
○車 種 1987年式 E30 ALPINA C2−2.7
○走 行 オイル交換後4,000km(REVOwin実施後5,100km)走行
○文 責 E30フルオープン
【オイル交換後4,000km走行してどうなのか?】
早いもので9月23日にREVOwinを実施して1ヶ月半が経過しました。
その後も車の走行距離は伸び続け、気がつけばオイルを交換してから4,000km(REVOwin実施後5,100km)を走行していました。
まずその後に気づいた事。
オイル量の警告ランプが点きました。
一瞬「ドキッ」としましたが、オドメーターをよく見たらこの時すでにオイル交換後3,000kmを走行していました(笑)
これは異常ではなくて、もともとオイル交換の時にレベルゲージの半分程度までしかオイルを入れてなかったため、「3,000km走行して0.5Lオイルを消費した」ということです。
15.5万kmという多走行車ですので、オイル消費の原因はオイル上がり(ピストンリングの摩耗)、オイル下がり(バルブ周りの摩耗)の両方が考えられ、本来なら腰上(シリンダーから上)のOHを検討するところなのですが、いかんせんごく普通のサラリーマンなので、なかなかそんな費用は捻出できません。
だから「非分解OH」と言っているREVOwinを実施したのですけど(笑)
15.5万kmを走行している車なので、このくらいの消費量は仕方ないかなと思ってます。
古い車にお乗りの皆さ〜ん。
皆さんのお車のオイル消費量はどんな感じでしょう?
ここで、古い車への施工が心配な人へ。
「古い車に施工して大丈夫?」と、心配されている人がいましたが、少なくとも施工後5,000kmの現在、何ら問題ないです。
先ほどオイルを消費する話を書きましたが、実は当方の車は以前から4,000km〜6,000kmくらいで1Lを消費していました(オイルの銘柄と走り方でかなり変わりますが…)ので、今までと同様と言えます。REVOwinを実施してオイル消費が増えたわけではないので、ご安心下さい(笑)
むしろ以前よりエンジンを回してしまう事が多い割にこの程度のオイル消費量ですから、改善されたように感じるくらいです。
心配性な方は、次回のレポートを読んで検討してみて下さい(笑)
お楽しみに〜♪
さて、ここから本題です(笑) ←前置きが長くてすみません。m(_ _)mペコリ
今のところ、エンジンの調子はかなりいいです。
何も問題はありません。 ←もし問題があったらかなり危険なレポートになりますね(爆)
REVOwinを実施した別の方から「ATの繋がり(シフトアップなど)が良くなったり、エンジンブレーキが効かなくなったりする」との話を聞いたのですが、オイル交換後1000kmくらい経過してから、僕もエンジンブレーキの効きが弱くなったのを実感するようになり、現在ではアクセルから足を離しても最近のBMWや国産車のようにスーっと走り続けます。(ATの繋がり方は、その後も変化ないですが)
例えば、高速道路でDのまま100km/hで走っていた場合、アクセルを離してもそのままスーって走っていってしまうのですぐに3速にシフトダウンするのですが、この時のエンジンブレーキが以前より弱いように感じます。
多分、最近の車に乗っている人は「トップギア(OD)でエンジンブレーキが効かないのは当たり前だ」って思うでしょうけど、僕が乗っているのはE30ですから空気抵抗が現在の車よりかなり大きいので、これはある意味すごい事かもしれません。
最近の車の空気抵抗はcd値で0.29〜0.31くらいだったと思うのですが、E30では0.37もあります。割合で言えば,今の車より約20%も空気抵抗が大きいのです。だから普通のE30は100km/hで走行中にアクセルから足を離せば、それなりに減速していきます。
それが最近では、スィ〜って走ります。
信号のかなり手前「ここでアクセルから足を離せばちょうどいい」と今まで思っていた速度・場所で足を離しても、今では思ったほど減速しないまま信号の手前まで走ってしまいます。
これはエンジン内部の抵抗、いわゆるフリクションロスが低減したという事なのでしょうか!?
それとも、開発者の大山さんが言っていたようにエンジンが回りたがっているのか!?
フリクションロスの件は謎のまま、次に燃費の話をします(笑)
もしもフリクションロスが減ったのなら、燃費が良くなるはずですよね。
果たしてどうなのでしょうか?
10月、通勤で毎日約100kmを走り、また2日間の旅行に行ったときには670kmを走りました。
近所を走っているだけだと条件の変化が大きいので比較が難しいと思いますが、僕の場合、通勤路は同じ道を同じ時間に走るので、比較するにはいいかなと思います。また、今回の旅行は昨年の夏とほぼ同じ旅程だったので、その時のデータ(記憶ですが)と比較しました。
そんなわけで、「渋滞路を含む一般道のみ」の比較と、「高速道路+一般道」との比較を見てみましょう。
燃費は満タン法で測定しています。
大雑把に言いますと、以前がだいたい5.5〜6.5km/L、施工後は6.5〜7.5km/Lと、全体的には同じような条件で0.5〜1.0km/Lくらい改善していると思います。(給油はいつもセルフで行っているので、給油をストップするタイミングは安定していると思います。)
ちなみに燃費の値の変動ですが、下限が「渋滞を含む一般道走行(1名乗車)を走行」の場合、上限が「高速道路と一般道(3〜4名乗車)を大人しく走行」といったイメージです。
しかし、楽しくなってついエンジンを回してしまい、実施前と全然変わらない事もありますのでご注意を(笑)
先日の旅行では、家族を乗せていたので5,000rpm以上の高回転域はほとんど使いませんでした。
この時、行きは「首都高速(数km渋滞)→ 関越道(だいたい90〜110km/hくらいの流れ)→ 長野道→ 一般道20km(空いている)」のルートで7.2km/Lでした(嬉)
しかも4名乗車(大人3名+幼児1名)で、です。
以前同じコースを同じC2で走ったときは、だいたい6.5km/Lくらいだったと思いますので、燃費も改善されている事が分かります。
また、先日、1名乗車で常磐道を走行して茨城県北部に釣りをしに行った時には全て空いていたせいか、何と8.0km/L以上も走りました。
(これは目的地に着いたときの燃料計の残量から算出したので、満タン法より精度が低い数値です)
その後、復路はものすごい渋滞(柏インターから千葉市内まで2時間半以上!疲れました・・・。)でしたが、最終的にはこの時の燃費は6.5km/Lくらいでした。(6.0km/Lを切らなかったのはえらい!?)
もしもあなたが、回りたがるエンジンの誘惑に負けずに踏み込もうとする右足を我慢できる素晴らしい理性の持ち主でしたら、REVOwin実施前より1km/L以上改善できるかもしれません(笑)
このようにエンブレの話と燃費の話から総合的に考察すると、フリクションロスはかなり低減されているように思います。
もっとも満タン法での測定では結果に必ず誤差が含まれますし、また車の個体差もあるでしょうから、必ずしも僕が書いた数値と同じように燃費が良くなるとは限らないかもしれません。
燃費については、他車のレポートも参考にしてみてください。
(しつこいようですが、REVOwin実施前よりエンジンを回すことが楽しいですから、回しすぎには注意しましょうね(笑))
話は戻ってエンジンの調子。
実際のところ、かなり調子を維持しているのではないかな、と思います。
さすがに最初の感動は薄れつつありますが、すぐに元に戻るということはないようですね(笑) ←また失礼な書き込みが復活
茂木サーキットを走ったのは、2回目です。オイル交換後3500km〜4000kmの時だったと思うのですが、メーター読みで200km/h以上になったのですが(コーナーが迫って正確な確認が難しい・笑)この時の170km/h以上からの加速が以前とは明らかに違います。
この違いは「すごい」とまでは言わないまでも、「おや?前よりかなり速いんじゃないの〜♪」って感じです。
当方が乗っているALPINA C2-2.7は、当時のデータで最高速度は227km/h出るようですが、加速については空気抵抗が邪魔をして170km/hという速度域ではハッキリ言って大した加速をしません。
当時のカーグラフィック誌に掲載されているデータを見ても、160km/hを超えた辺りからの加速はかなり遅いようです。
それでもREVOwin実施前と違うのがはっきり分かりました。
それが今回、茂木サーキットを走ってみて同じような状況でも少なくとも200km/hまでは以前より簡単に加速してくれますし、下り坂のストレートエンドでは220km/hを越えました。(以前は210km/hまでしか出ませんでした)
これだったら、ホントに新車の時の調子に戻っているかもしれませんね(笑)タイムは聞かないでね(笑)
おかげさまで、現在も「楽し〜い♪」を満喫中です(嬉)
今一番怖いのは、運転するのが楽しいのでついつい走り過ぎてしまう事です。
ガソリンの価格が少しずつ高くなっている現在、ガソリンの請求書が怖ぁ〜い。
次のレポートは、施工後6,100km(初回オイル交換後5,000km)で2度目のオイル交換をしたら書く予定です。
お楽しみに〜♪
では、また!